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一般診療について

一般診療の流れ

言葉がしゃべれないペットたちの診療を行う上で、飼い主様からの情報は重要です。
主な症状は?いつから?何か思い当たることは?などお伝えください。

step 01

問診

問診、病歴などをお聞かせください。
問診票はこちら
あらかじめご記入の上、ご来院の際にお持ち頂きますと問診がスムーズです。是非ご利用ください。

step 02

検査

視診、聴診など基本的な検査を行います。
可能であれば尿や嘔吐したもの、便などがあればスムーズな診断に繋がります。

step 03

精密検査

血液検査や画像診断検査など必要と思われる検査を実施。

step 04

治療案の提示

いくつかの治療案を提示させていただきます。

診療対象動物

※うさぎやハムスターについては事前にご相談ください。

診療内容

各種検査項目の内容

  • 血液一般検査(赤血球、白血球、血小板の数などを調べます。)
  • 血液生化学検査(主に内臓疾患の診断に有効です。)
  • ホルモン測定(近年増加傾向にある副腎や甲状腺の疾患の診断に役立つ機器です。)
  • 血液凝固能検査(血が固まるのか?重要な手術前の検査です。)
  • 超音波検査(心疾患や腹部の状態を把握できます。)
  • レントゲン検査(画像ファイリングシステムで管理して、前のデータとすぐに比較可能)
  • 尿検査(膀胱結石の有無や腎機能の評価にもなる検査です。)

避妊および去勢手術

犬や猫は生後約6ヶ月になると、卵巣や精巣から性ホルモンが分泌され、体や行動の変化が現れます。

雄犬では縄張り意識が強くなり、足を挙げながらの排尿がみられ、また雌犬では陰部からの発情出血が約2週間続きます。
一方、猫では雄猫のスプレー排尿行動、雌猫では不適切な場所での排尿、鳴き叫ぶなどの発情行動が認められます。

避妊・去勢手術はこのような問題を解決するだけではなく、性ホルモンを作る器官(卵巣や精巣)やホルモンの影響を強く受ける雄の前立腺、雌の乳腺の腫瘍を予防することが報告されています。

これまでたくさんの予防できるはずの病気で苦しむペットを診てきました。私たちは、犬や猫の去勢・避妊手術を強くお勧めします。

犬・猫の避妊去勢手術の金額

雄 去勢手術22,000円
体重30kg以上は35,000円
14,300円(3種ワクチン含む)
11,000円(3種ワクチン含まない)
雌 避妊手術33,000円
体重30kg以上は44,000円
25,300円(3種ワクチン含む)
22,000円(3種ワクチン含まない)
上記金額は入院費、内服薬、処置代を含みます。
手術はすべて予約制です。(お電話でのご予約も可能です。)

歯科診療に関するご案内

当院では、歯科診療の一環として、犬ではおもに遺残乳歯の抜歯、歯石の除去、歯根部の評価を行うための歯科用レントゲン撮影を行っております。
また、猫では、難治性の慢性口内炎の治療として全抜歯治療を行い、比較的良い成績を挙げています。

人も動物も歯のトラブルは日常の生活の質を落とす結果となります。治療も大事ですが、ペットの口の中を定期的にチェックする習慣をつけるのが、最も大切なことだと考えます。

基本的に歯の処置は、全身麻酔下で行うため絶食などが必要なため、事前に予約が必要です。

内視鏡検査・処置に関するご案内

嘔吐や下痢、血便や黒い便が続くなどの慢性的な症状が見られた場合、内視鏡検査の対象となります。
また、異物を飲みこんでしまい、胃内にまだ異物が認められる場合、内視鏡下で摘出が行えます(必ずではありませんが)。
ヒトと異なり、内視鏡検査は全身麻酔が必要となりますが、異物摘出後、元気に退院していく動物たちの姿をみると、内視鏡の有効性を再認識させられます。

内視鏡で見た胃の中の様子

予防接種およびフィラリア・マダニ予防

犬の予防接種

犬の予防接種には混合ワクチンと狂犬病があります。
法で定められているのは狂犬病予防接種で、年に1回の接種と各市町村への登録が必要です。
一方、混合ワクチンは法制化されたものではありませんが、感染すると命を落とす可能性がある疾患を予防するために必要と考えています。

フィラリア症の予防接種

蚊が媒介する疾患の犬の病気にフィラリア症があります。
おもな予防期間は6月〜11月で、月1回の投薬(飲み薬)で予防できます。

マダニの予防接種

毎年、4月頃からみられるマダニの感染。
北海道では、ヒトがマダニに感染することによって、ダニ媒介性脳炎などの疾患に感染することが報告されています。
マダニが媒介する病気のペットへの影響は十分に解明されていないため、まずはマダニに噛まれない予防が重要です。

健康診断について

当院では、毎年2月初旬から4月上旬にかけて健康検査強化月間を設けております。
年齢に関係なく、普段変わりない様子のペットの健康状態をチェックしてみると、思いがけない体の変化がわかることもあります。

また、健康時の血液データをあらかじめ把握しておくと、初期の病気を発見できることがあります。
基本検査だけでも構いませんし、もう少し詳しく調べたい時は選択検査項目から選べることができます。どこまで調べたらいいのかわからない・・そんな時はご相談ください。

検査項目

基本検査項目選択検査項目
血液一般検査
血液生化学検査
尿検査
レントゲン
検査超音波検査
ホルモン測定検査
簡易眼科検査

診療時間

09:00 - 12:00
16:00 - 19:00

手術、歯科処置、内視鏡検査などは13:00 – 15:30で行っています。