眼瞼腫瘍
眼瞼腫瘍に対する治療
眼瞼の腫瘍とは
眼瞼の腫瘍(まぶたのできもの)は、中年齢(約7歳以上)の犬にみられ、病理学的には良性の腫瘍のことが多いため、命に関わる疾患ではありません。
しかしながら、眼瞼の縁に発生すると、瞬きのたびに眼球が刺激され、場合によっては、角膜に損傷を与えることがあります。
眼瞼腫瘍に対する治療方法
基本的な治療は、眼瞼切除を行い、腫瘤(しゅりゅう)の切除が行われますが、一般状態が悪い、飼い主様からの希望により、できることなら麻酔をかけたくないなどの理由で、手術が行えない場合があります。
そのようなケースは当院では、眼瞼腫瘤が小さい場合に限り、腫瘤の消退を目的とした凍結処置(クライオサージェリー)を行っています