白内障の治療
白内障に対する治療
白内障とは
目の中でレンズの役割を果たしている構造物を水晶体と言います。この水晶体が、何らかの原因で混濁した状態が「白内障」です。
一度白くなった目は、元には戻りません。
犬の白内障は、必ずしも高齢犬の疾患ではなく、若齢の犬で認められることは決して珍しくはありません。
また、目が見えなくなるだけの病気ではなく、病態の進行とともに眼内の炎症が起こり、激しい目の痛みや白内障などの合併症が認められ、ペットの生活の質に影響をあたえる疾患です。
白内障の症状
- 目が白く濁っている
- 物にぶつかる
- 呼んでも反応が鈍い
- 水をよく飲むようになった
などがあります。
上記症状が見られた際は獣医師による診察を受けましょう。
白内障に対する治療方法
主に視覚回復や維持に対する治療は、透明性を失った水晶体の乳化吸引し、人工レンズを挿入するという手術が行われています。