ネコの下眼瞼内反症の症例

2018年8月19日

眼瞼の内反症はイヌに多く見られ、原因には先天的あるいは後天的に分類されます。ネコにおいても見られる症状で、主に結膜炎、眼瞼炎などがきっかけとなる眼瞼痙攣が原因となって発症していることが考えられています。適切な治療が行われないければ、角膜がダメージを受け、強い不快感が続き、著しくネコの生活の質が低下します。今回の症例は両下眼瞼の眼瞼内反症を認めたネコの症例です。年齢は不詳、保護した時から両目が開けられない、涙が出るとのことで来院しました。眼検査所見は、下眼瞼約2/3の範囲で強く内反を認め、角膜上皮障害、結膜充血、粘液性眼脂を認めました。治療は、抗生剤内服を行った後、下眼瞼の外科的な対応を行いました。

カテゴリ:眼科診療 | タグ: